君に続く線路
ひたむきに仕事に打ち込んできた保線手が線路で拾ったのは、美しい少女だった--。
君に続く線路
峰月 皓
557円 (税込) 書き下ろし
  • 青春
  • 切ない
  • しっとり

 所田三郎は狭く暗いトンネルの中を、物言わぬ軌条に優しく触れながら、一人歩いていた。やがて前方から、悲鳴のような汽笛が聞こえてくる。待避用の穴に潜り込み、三郎は轟音を立てながら走る機関車をやり過ごす。そしてトンネルへと立ち戻った彼が目にしたのは、線路に横たわる若い少女の姿だった--。

 時は昭和初期。線路を守る保線手として、二十年以上ひたむきに働いてきた純朴な四十男と、世間知らずの美しい少女が紡ぐ、ほのかなロマンス。

立ち読みする

立ち読みページを読むには、デジタル書籍閲覧ソフト「T-Time Crochet」プラグイン(無料)をインストールする必要があります。
ブラウザーによっては、プラグインをインストールする承認メッセージが表示されますが、そのまま「はい」を選んでインストールしてください。
インストールについてはこちらを、使い方についてはこちらをご参照ください。